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わたしの長所

人にはひとつくらいいいところがあるもので。

わたしの数少ない長所のひとつ。
順応性の高さ

先生をしていたころは、それなりにおしゃれに気を遣い、
馬鹿高い洋服を買いまくり、ランチにコンサートに、、、と贅沢三昧。

学生することになり、突然にまいこんだ居酒屋のバイト。
ちょっと敬遠していた飲み屋のねーちゃんに、自分がなろうとは!
しかし、そこは順応性でカバー。
「くみちゃんうたってー!」「はーい!」
すっかりおいちゃんたちに愛されていた。

そして究極の弟子時代。
月28000円で、食費・光熱費・電話代・その他もろもろまかなわねばならなくなったあのころ。
昼ごはんは師匠の家でたべさせてもらった、、、とはいえ、
まあ、かなりにきゅうきゅうの生活だったのは事実。
ある日訪ねてきてくれた友人に食べさせようと、帰り道車をとめて菜の花をつみはじめると、
「な、なにしてるんですか???」
「え?菜の花とベーコンのパスタにしようかと思って、、、」
そう。友人にとって、菜の花はきれいに束になったものを八百屋やスーパーで買うもの、だったのだ。
やれます。生きてゆけます。
もうね、これを切り抜ければ、なんでも怖いものはないでしょう。

そう、なぜこんなに長い前ふりをしたのか?

朝型生活、なにげにスムーズにやっております。
うまいこと、朝9時から、とか10時から、とか、人が来る用事が続いております。
自然と夜も眠くなるのよね。

これからますますパワーアップの予感。ふっふっふ。

季節ですねー。ちょっと前になりますが、ご近所からたーくさんいただきました。
今年もジャム作りましたねー。
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by 93hossy | 2010-05-18 18:04 | どうでもいい話

思い出すまま弟子日記・1

佐賀県有田窯業大学校で2年間勉強した後、私が選んだのは、弟子入り。

自分で土や釉薬を作っている方のところで勉強したい!と、最初に選んだところでは、見事に断られました(笑
「女には無理」この一言で。

なにくそーーー!と思ってはみたものの、3回通って無視し続けられたので、さすがにもうご迷惑おかけできないな、とあきらめたのでした(笑

その後、運よく、学校の先生が紹介してくださったのがわが師匠、藤ノ木土平。

最初に登り窯の窯たきをお手伝いにいきましたねえ。

で、窯たきあけに、朝ごはんでも食べていけ、といわれたのですが、授業に間に合いません、とお断りしたのが気に入られたようでした(笑
「男らしい」と。

いえ、あの、一応女性です。(笑

そうして、卒業後、2年間お世話になることになります。

とはいえ、すでによいお年頃になっていた私でしたので、毎日の仕事は重労働で、想像以上の厳しい毎日にあごがあがりっぱなしでした。

たとえば、薪運び。
これ、割木(いわゆる薪。長さがそろって、一定の本数をまとめてあります)の束を運ぶのと別に、背板と呼ばれるものを運ぶことがあります。
これが、、、はじめて運んだときはものすごくはぁはぁいいました。

木を板にするときに出る、いちばん外側の皮がついた部分とか、スライスの途中で出た薄すぎるものとか、いろいろあります。木材屋さんとかいろんな方が、トラック一杯につんで、ガサーーーっともってきてくださいます。
短いものでも1メートル50センチ、長いものだと3メートルくらいあったりします。
長いものは、適当な長さにチェーンソーなど使って切りそろえます。

これを、一輪車にのせて運ぶのですが、すこーしずつ運んでると、檄が飛びます。
「ホラー、そんなこっちゃ、仕事終わらんぞ!(怒)」・・・・・はーい(T.T)

運んだ先では、崩れてこないように、うまく積まなくてはいけません。これがまた一苦労。
下のほうはまだいいんですけど、上のほうになると届かなくなってきて、、、。それでもなんとか工夫しながら、いろんなところによじ登ったり、投げてみたり。
顔は真っ黒け。汗だく。ほこりまみれ。目にごみ(笑
こうして、丸一日かけて運ぶのでした。

もうね、お昼ご飯のおいしいこと!!!
唐津は新鮮な魚が豊富に取れますし、上場台地と呼ばれる土地で、果物や米など、豊富にできていました。
お昼ごはんの手伝いも、弟子の仕事。その当時私のほかにもうひとり弟子がいたので、交代で奥さんといっしょに作るのが日課でした。

このとき、料理上手な奥さんにいろんな料理を教えていただいたものです。

ある日のメニュー。さといもとあわびの煮物ゆずぞえ。これ、料亭のお料理だそうです。
な、な、なんだー!!!このうまさ!!!
経験のない深いあじわいに、つい叫んでました(笑
今考えると、昼間っからあわびですよ!
しかし、このおかげで、力を蓄えて午後からの仕事もできましたし、料理を覚えることもできました。

なにもかもが勉強の毎日。一生の思い出です。
そして、私の土台を築いた2年間。

ときどき、思い出して書き留めておこうと思います。

by 93hossy | 2008-06-17 02:29 | 弟子時代

こんなことも仕事です。

弟子入り生活は、相当自分にとっては厳しくて、体力的にも、精神的にもずいぶんつらかったこともありました。

はやく自分の窯を持ちたいなあ、、、、。

そう思いながら毎日仕事に励んだものです。
だけど、、、始めてみてわかったのですが、弟子生活のほうが100倍楽でした。

というのも、今までは、師匠の仕事は師匠が、弟子の仕事は弟子が、いわゆる分担していたわけです。

独立したら、そういうわけにはいきません。誰も手伝ってくれるわけじゃありませんから、1から10まで自分、自分、自分。

ここ2、3日格闘していたのが、これ。「網戸の張替え」です。(笑

自分の中で、これだけは男性のお仕事だ!と勝手な伝説を持っていたんですが、見事に崩れ去りましたね。(笑

張替えの網、ゴム、ローラー、クリップ、カッター、これで全部です。
DIYのお店では、季節柄、網戸コーナーが設けてあり、品物も選びやすくなっています。

私の選んだのは、仕事場用に24メッシュ。蚊も入らない大きさです!
展示ギャラリー用に20メッシュの黒。こちらは、外の風景が見やすい色なんだそうです。

最初、1枚目はもう、、、、イライラの連続!!!
こっちを張り始めると、斜めに入っていって反対の端っこが足りなくなって、、、、、、もういやっ!

いったん、気を落ち着けて、コーヒーブレイクのあと、もう一回チャレンジしました。

やれるじゃないの。なかなかいいんじゃない?

仕上がりはかなり完璧に近いものでした。(苦笑
どこにもゆるみがなく、斜めにもなっておらず、、、。

私の伝説はどこへいったの、、、、?
すこしばかり、人に頼るところを残しておいたはずだったのに、、、(T-T)

徒然草ぼうぼう、、、、。こういうとき、このタイトルをしみじみ感じます。
歩いていきます。どこまでも。草ぼうぼうでも。

写真は午後の田んぼ。照り返しは暑いけど、きらきらした水面は、夏!を感じます。f0143299_257521.jpg

by 93hossy | 2007-08-12 02:59 | 日記