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五家荘なにもないたび・3

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おはようございます。これ、朝ごはんです(笑 朝から山女の塩焼きつきです。
ご飯がそれはそれはおいしくて、おかわりしました(笑

平家荘さんにお別れし、平家の里をめざします。
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かやぶきの厚みの見事なこと。松田家。
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ベンチがジブリってます。
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青空がすばらしく、バシャバシャとっていたら、未確認飛行物体でも飛んだ跡みたいなものが写っていました。
すばらしい、なにもないって、こんなにすばらしいのね、と、電線のない青空を独り占めしたような気分です。
ここから左座家(ぞうざけ)をめざします。

途中、つり橋を発見し、いこうとしましたがあまりの遠さに展望所までいってはぁはぁと引き返してきました。
軟弱です(笑 その道すがら、沢山のきのこがはえていました。
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毒っぽいけど、どうなんでしょう。
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食べられそうだけど、どうなんでしょう。
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かもめ食堂のもたいさんのトランクのなかみ。(見た人はわかる)
すごいです。森です。であった人に、つい、「こんにちはー」と声高らかに挨拶したくなります。
こうして、二日目も、細胞レベルで刺激をいただきながら、左座家(ぞうざけ)の茶会をめざしました。
左座家は、菅原道真公の子孫です。平家の方々より、400年も前にこの土地に根ざされた、方々です。。
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肥後古流のお手前で、一服。
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その後、最後の子孫の方からご案内を受け、玄関が三つあるのは、身分で出入りするところが違ったのだ、というお話とか、隠し部屋があったのだ、というお話などをうかがいました。
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これです。昔は梯子で行き来したのだとか。現在は立派な階段がついていました。
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美しいかまど跡。美味しいご飯を炊かれていたのだな、、、。
残念なことに、子孫は今の代で絶えてしまう、ということでした。
しかし、この建物はきっと保存され、歴史は語り継がれていくことでしょう。
この、山深い土地に、徒歩でたどりつき、ひっそりと命をつないできた人々がいることに、
深く感じ入りました。
簡単に死んでしまう人が多い現代、生きる意味を、つい考えてしまう現代。
この短いたびは、生きること自体がすばらしいことなのだ、と思わせてくれる、貴重な体験となりました。
またいつか、ぜひたずねてみたいと思います。

by 93hossy | 2016-10-09 01:37 |

五家荘なにもないたび

五家荘、生まれて初めて行ってまいりました。
すごいところです。遠い。そしてともかく山道の連続、、、(笑
横は崖、ってところをこうずーっとずーっとのぼり、今度は下りつづけて、
ぽっと開けてきたらぽつーんぽつーんと民家があります。
泊まったのは平家荘さん。古い民家を改装された民宿です。
ついこないだまでオーストラリアから学生さんがいらしていたそうです。
到着して、すぐ、裏の山から神社へといけますよ、と女将にうながされ、
軽い散歩のつもりで歩き始めました。
まずこれです。
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秘境感あふれるつり橋、渡りました。
そして、「へ?ここ、道?道なの?ここでいいの?」
と何度も声に出しながら、道なき道を登りました。
途中、ずるずるーっと山肌にそって足を滑らせたりしながら、
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必死に撮りました。きのこです(笑 
どういうことでしょうか。「まあ、10分くらい、、、でしょうかね。主人がロープつけて歩きやすくしておきましたから。」
と言われた気がしたんですが。息も絶え絶え。下を見てはいけないぞ、的な、
まったく道じゃないところを10分以上、たっぷりかけて死に物狂いで歩きました(笑
こういうとき、人間は、細胞レベルで目が覚める、というのでしょうか。
国東半島芸術祭で、修験者の修行する山の尾根で死に掛けたときと同じような錯覚に陥りました(笑
時々、こういう、へたすると死ぬぞ、という体験をするといいと思います。
自分は結構、細胞レベルでは生きたい、と思っていることに気づかされます(笑

たどりついた神社はほんとうに小さな、守人もいないのではないか、と思われるような神社でした。
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杉の木も、すごく幹が太く、長いことここに育ってきたのだ、ということがわかります。
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苔むし方が私好みです(笑
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遠くを見ると、尾根が日本昔話みたいです。
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この川の流れ、もう何百年もかわらなくて、昔、流れ着いた平家の方々も眺めたのかと思うと、感慨もひとしおです。
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そこかしこにそばの花が咲いていました。
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なにもない、と思ったのは最初だけ。何百年もかわらないものがそこに横たわり、
私たち女三人、包まれている、、、と感じたたびの始まりでした。
つづく

by 93hossy | 2016-10-07 02:46 |