化粧土の面白さ
2010年 10月 16日
現在県立美術館分館4階展示室3で開催中の、パンゲア。展vol.10。
これに出している「誕」。
化粧土を内・外とほどこしていますが、
焼く前はこんな色です。
焼いて黒になる部分には、カオリンなどをベースとし、
酸化第二鉄と呼ばれる材料が多く入っています。
このほか、コバルト、マンガンなどの酸化金属によって
黒という色をつくるわけです。
絵の具のように、見た色がそのまま焼き色になれば簡単なのですが、
焼き物の場合、ほとんど予測不可能。
窯大時代にとった実験データ、これまでに書かれてきた釉薬の本、
窯業試験場の資料などなどなど、、、
これらをもとに、予測をたて、自分なりに試験をし、
オリジナルの釉薬や化粧土を作っていきます。
また、材料同士の相性で、ぶつぶつとした肌になったり、
釉薬のような肌になったり。
これもまた、色のみを追いかけていてもわからないデータです。
試験、失敗、試験、まあまあ、試験、、、、
くりかえして今使っているものたち。
またこれから違う色を作ってみたいと思っています。
うまくいくかなあ、、、、
これに出している「誕」。
化粧土を内・外とほどこしていますが、
焼く前はこんな色です。
焼いて黒になる部分には、カオリンなどをベースとし、
酸化第二鉄と呼ばれる材料が多く入っています。
このほか、コバルト、マンガンなどの酸化金属によって
黒という色をつくるわけです。
絵の具のように、見た色がそのまま焼き色になれば簡単なのですが、
焼き物の場合、ほとんど予測不可能。
窯大時代にとった実験データ、これまでに書かれてきた釉薬の本、
窯業試験場の資料などなどなど、、、
これらをもとに、予測をたて、自分なりに試験をし、
オリジナルの釉薬や化粧土を作っていきます。
また、材料同士の相性で、ぶつぶつとした肌になったり、
釉薬のような肌になったり。
これもまた、色のみを追いかけていてもわからないデータです。
試験、失敗、試験、まあまあ、試験、、、、
くりかえして今使っているものたち。
またこれから違う色を作ってみたいと思っています。
うまくいくかなあ、、、、
by 93hossy | 2010-10-16 13:30 | 仕事