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風と緑

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風はいつものように木々の間を通り抜け
花をゆらし草をさざめかす

透明の風はいつしか緑色をまとい
光をきらめかしながらすすむ

いい香りの洗濯物に挨拶し
蝶の航路にぶつかってはひるませる

萩の葉の揺れのなんと柔らかく小刻みなことよ
震えるような揺れに聴こえぬ鈴の音を聴いた

枝垂れ梅の枝も名も知らぬ蔓の葉も
風になぞられ喜びにうちふるえる

窓から入り込み
寝ている子どもの頬をなで
汗ばむ額にひやりと魔法をかける

ほんの数分の出来事に
世界は緑の色を帯び光のきらめきを授かるのだ

風よもっと遠くへ
この爽やかな香りを届けてはくれまいか
もっともっと遠くへ
緑の魔法を届けてはくれまいか
いつも皆の心が喜びに満ち溢れるように
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by 93hossy | 2012-05-27 15:09 | 言葉つづり | Trackback | Comments(0)

ちょっと大げさだけど

ここ数日、小さき人が急病になり、看病していました。
皆それぞれ外に出ていかなきゃならない仕事を持っていますし、
両親だって予定が次々にある忙しい人たちなのです。
そんなとき、私が看病することになるのですが、
あまり構えてるわけでもなくて、家族は助け合って生きている、
というようなぼんやりとしたものを母から教わってきたので、
当たり前のことだと思っています。

私は結婚もしていないし、子どももいません。
だけど、小さき人々と一緒に暮らしていると、
子育ての真似事みたいなことをさせてもらえるのです。

あんなに前の日まで元気だったのに、
夜中に急変して、次の日はもう息も絶え絶えになってしまう。
肩で息をし、全身を震わせ、沸かしすぎのやかんみたいに熱い。
命のあまりのか弱さに、何が何でも守るのだ、という気持ちになります。

小さいとき、祖母にしてもらったように、
タオルを冷やしておでこにおき、ときどき取り替えます。
寝ているのかと思うと、ちらっと目をあけます。
冷えピタシートなる便利なものがありますが、
「タオルが気持ちいい」というので、こまめに取り替えます。

熱が出て汗をかくので、下着からパジャマまで取り替えます。
そうすると、やっぱりきもちがいいらしく、すーっと眠りにつきます。

時々のぞきにいくと、ちらっと目を開けて、
いるのだな、ということを確認するしぐさにきゅんとします。
そのときの、一瞬のまなざしに、
あなたに全幅の信頼をおいていますよ、というサインを感じます。

大げさだけど、こういう瞬間が、子育ての幸せを感じる瞬間なんだろうな、と思います。
ほんとに大げさだけど、尊い経験だと感じました。

愛というものは目には見えませんが、そそがれたものの中に存在し続けるのかもしれません。
仕事に心血を注いだ人がいれば、きっと成果となり、
例えば仕事の仕方や手順、思想などを伝えた人たちの中に刻まれて、
また繰り返し伝えられていく。
子どもに愛情を注げば、それはその子どもの中に存在することとなり、
その子が、周りの人たちに伝えていくように思います。

でも、ぼーっとしてしまいますね(笑 
仕事脳とは別のスイッチが完全に入っていました。
切り替えが難しいところですが、今回はお友達に救われました。
突然訪ねてきてくれたお友達と、仕事の話をしていたら、
シャキッと仕事脳に切り替わるのを感じました。

家で仕事をしていらっしゃるお母様方、尊敬します。
どうやって切り替えてらっしゃるんだろう???
必要に迫られればそんなこと言ってらんないかな。

小さき人々は悪くなるのも早いですが、回復も早いですね。
もう起き上がれるほどになりました。
心配事も解消したし、私もそろそろ仕事に戻れそうです!
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by 93hossy | 2012-05-26 12:39 | | Trackback | Comments(4)

そらまめあれこれ

ソラマメの美味しい季節になりました。
父の作る庭先野菜で、毎年たくさんできています。
今年は小さき人々も収穫に加わって、楽しそうに軽トラックからおりてきます。
毎日手をかえ品をかえ食卓をにぎわしてくれていますよ。
シンプルにゆでてみたり、
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ラビオリにしてみたり。
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今度は天ぷらにしてみようかしら。

ソラマメのラビオリ   材料 4人分
{手打ちパスタ}強力粉 200g、 塩 小さじ1/2、 熱湯 110~120ml
ソラマメ(詰め物用) 24~32粒、 ソラマメ(仕上げ用) 40粒、 E.Vオリーブオイル 大さじ4

手打ちパスタの材料を混ぜ、表面に艶がでるまでこね、30分室温でねかせる。
パスタを4分の1ほどとり、8センチ幅、1ミリ厚さの長方形にのばし、ソラマメを長方形の下半分に3センチ間隔で置いていく。上半分をかぶせ、ソラマメの周りの空気を押し出して生地をくっつける。これをローラーでカット。
たっぷりの湯をわかし、塩を入れ、ラビオリをゆでる。2分ほどしたら仕上げ用のソラマメを入れて更に1~2分ゆでる。
温めた器に盛り、E.Vオリーブオイル、ペコリーノチーズの摩り下ろし、こしょうなどでいただく。
我が家にはペコリーノがなかったので、パルミジャーノレッジャーノでいただきました。なんと義妹はポン酢で食べるという暴挙にでましたが、案外といけたそうです(笑

ミートローフの蒸し煮  材料 4人分
{ミートローフ}牛豚合い挽肉 400g、 パン(牛乳に浸してしぼる) 1/2カップ、 全卵 1個、
玉ねぎみじん切り 1/2個、 にんにくみじん切り 1かけ、 パセリみじん切りたっぷり、
パルミジャーノレッジャーノすりおろし 大さじ4、 塩 小さじ1/2 
こしょう、ナツメグ、薄力粉、E.Vオリーブオイル
{野菜}人参せんぎり 大1本、 セロリ千切り 1本、 きゃべつ千切り大きいものなら1/4個程度、 白ワイン(辛口) 1カップ、 バター 大さじ1、 塩 

ボウルに、薄力粉とオリーブオイル以外の材料を入れ、手でよくまぜる。なめらかになったら、材料を4つにわけ、ナマコ型にまとめる。
厚手の鍋(テフロンなど加工のある深めのフライパンでもいいです)をあたため、オリーブオイルを入れ、ミートローフを入れて表面にこんがりと焼き色をつける。いったんとりだし、キャベツの千切りを適当にしき、ミートローフを並べる。残りのキャベツ、人参、セロリもミートローフの横に入れる。
白ワインの半量を入れ、蓋をして蒸す。汁気がなくなったら、残りの半量を入れ、しばらく蓋をずらして蒸し、アルコールが飛んだら再び蓋をして、10分程度蒸す。蒸し終わりにバターを野菜の上に散らす。

※どちらも、米沢亜衣さんの「わたしのイタリア料理」を参考にしています。ミートローフの方は、かなり蒸し時間など違いますが、タネを4つにわけ、野菜をたっぷりしいたので、焦げ付かず短時間で出来上がりました。
ご参考までに。  
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by 93hossy | 2012-05-23 03:24 | 食と器 | Trackback | Comments(0)

窯たきは粛々と

先日、穴窯の窯たきのお手伝いに行ってまいりました。
作品を預けに行った行き道はちょっとさいさきよい神秘的な様子で。
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帰り道もこんな夕日に見送られながら。
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当日は、夕方からはいって、翌日の朝までの当番。
交代後ゆうごはんにお弁当をいただいて、しばらく出口さんとお話。
「じゃあ、夜半に起きてきますから」
と言い残してアトリエに戻っていかれました。

それからは窯と私の対話が始まります。
まずは3本入れて、どれくらい間隔を置くのかしばし観察。
それから4本、5本と増やしていって、
ロストルの調節などしながら、空気を入れたりおきをためたり。
目標の温度までにあがるのか、それが心配で、ひとときも目を離せません。
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そのうちお客様がチラッとお見えになったり、
友達が顔を出してくれたり。
その間もひとときも休むことなく立ったり座ったり薪を運んだり。
恐らく、このどこが楽しいの?と思う方もいらっしゃるかもしれません。
だけど、私たちにとって、この時間は興奮冷めやらぬひとときなのです。

ゴォーーーっと吹き出てくる熱気に軽い火傷をおいながら、
ギリギリまで窯詰めされた今回、指先三本くらいで薪をつかんで
そーっと投げ入れなくてはなりません。
しかも、おきが満遍なくつもっていくように、左右、真ん中と
ふりわけながら投げ入れます。
今回、私の使った部分には、生木に近い薪が多く、なかなか温度も上がらずで、
じりじりしながらの格闘でした。
気がつくともう朝4時くらいになっています。

あれ、、、出口さん、おきてこなかったな(笑

随分お疲れの様子でしたから、そのままにして、
結局孤独な一人旅、10時間激走でした(笑
弟子時代も窯たきはひとりでしたから、
特にたいしたことはないんですが(笑 

あたりは真っ暗。聴こえるのは虫の音とときおりのふくろうの鳴き声。
ぱちぱちと薪のはぜる音とラジオ。
火の神と私だけの貴重な時間でした。

窯だしが怖いようで、すごく楽しみです。
どんな上がりなんでしょう。
窯から出てきたら、見ていただけると思います。
だれもコツンとやってないといいんだけど(笑
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by 93hossy | 2012-05-21 20:22 | 好きなのよね | Trackback | Comments(2)

穴窯の窯たきにいってきます

土曜日の夕方から日曜日の朝方まで、穴窯※の窯たきのお手伝いにいってきます。
出窯(いずるがま)の出口さんとこまで。
3日間たくということで、そのうちこの夜中当番を割り振っていただきました。

ほんとは私も1室でいいので、薪窯欲しいんですよねー。
登り窯は結構維持が大変です。
勿論、1室でも変わりはないんですが、
低くて長い窯よりも、大きなものを入れられる窯が欲しいんです。
・・・というようなことを以前お話したことがあって、
そのとき、まずは僕のとこで窯たきの手伝いして、
その代わり作品入れて焼いてみない?
とお誘いを受けたわけです。
おお!そうですね!ではそうさせてください!
というわけで、今回実現の運びとなりました。
久しぶりの薪窯。ワクワクします!
あの、炎がブワーーーっと吹き出る感じが、
闘ってる気がして、本当に生きてる実感がわきます。

叩きの水差しと、徳利、大き目のぐいのみ、オブジェ。
これだけ欲張りにいれていただくつもりです(笑
今日、窯詰めに持っていっていれていただきます。
いいあがりだといいなー!
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写真は、先日いただいたカラー。庭に自生しているんですって。
大きくて素晴らしい花。

※注・・・穴窯:登り窯のように、傾斜を利用して区切って何室も部屋を作らない。単室の半地上式や、双胴式がある。耐火度の高い土を用いた焼き物を焼くのに適し、自然釉のみで数日たく。
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by 93hossy | 2012-05-17 09:30 | 仕事 | Trackback | Comments(0)

水玉デパート継続中

県民百貨店で開催中の、水玉デパート
こちら、日曜日まで参加の予定でしたが、
なんと、主催の中島さんのご厚意で、しばらく継続しておかせていただけることになりました!
ぜひぜひ足をお運びください!
私はしばらく大きめの作品作りに入ります。
来年あたり発表できるといいな、と思っています。
うーんうーんとうなされる日々がはじまります、、、(笑
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by 93hossy | 2012-05-14 15:04 | 展示会レポート | Trackback | Comments(0)

熊本の少女ハイジになる

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わくわく江津湖フェスタ、開催中です。
私はロングライフデザインプロジェクト熊本、として参加しています。

動物園の南門近くにプチカフェ、南門をでてすぐの江津湖のほとりにあるのがこの竹の巨大ブランコ!
日本でも2人しかできない技術を使って組まれたブランコです。
ビューンとこげば、江津湖が眼前に広がって、サイコーに爽快です!

ペーター!と叫びたくなること請け合い。
本日午後4時半までになっております。
ちなみに私も少しカフェを抜け出して、ビューンと乗ってきましたよ。
小学生の男の子に、「ね、面白かろ?面白かろ?」と話しかけられました(笑)
友達も増えるブランコ(笑)
ぜひぜひおこしいただいて、楽しんでいただきたいです!
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by 93hossy | 2012-05-13 11:23 | Comments(0)

季節の香り・5月

この時期になると、ご近所からいただくのがこれ。
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なんにもつけなくてもあまーいんです。
ざるに沢山摘んできてあります。

「ほら、ジャムにする苺、つんできたよー。」
とほくほくの母(笑
はいはい。
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by 93hossy | 2012-05-11 23:57 | | Trackback | Comments(2)

La Zone 神戸からきたシャツ職人

熊本市の河原町は、今アートのある拠点となって、
若いアーティストが集い、面白い情報を発信している場所のひとつです。
そんな河原町の一角にある La Zone 。
ここは、神戸のTRAILER-shの吉田さんのアトリエ兼店舗です。

フランスや日本各地から買い付けた生地で、ご自分が縫製されたシャツ。
これが、ほんとに素敵なんですよ。
数年前、県民百貨店で初めて見たとき、
「おお、かっこいいなあ、、、」と思ったのですが、
当時ちょっとサイズアップしすぎて(笑)腕周りがはいらなかったので断念。
今年は一回り小さくなれましたので、思い切ってお正月に購入いたしました。
ウイングカラーという、飛行機の羽みたいな襟がついています。
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サイズもピタリで着心地もよいし、襟の開き具合もすごくいいのです。
お気に入りのシャツになりました。
この吉田さんのシャツ、ファンが多いのです。
次に狙っているのはブラックリネン。
ああ、、、これの似合う素敵マダムにならねば(笑

そんなシャツが熊本でもほぼいつでも買えるようになりました。
ぜひ、河原町まで足をお運びください。
河原町電停で降りたら、豊住葬祭の見える方とは逆方向に道路を渡り、
大きな道沿いに歩いていると、河原町の小路の入り口が見えてきます。
入ると数件目にありますので、すぐわかります。
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中には吉田さんと素敵シャツが待っています。
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La Zone open 11:00-20:00
月の半分ほど熊本にいらっしゃいますので、HP等で日にちはご確認ください。
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by 93hossy | 2012-05-10 15:00 | | Trackback | Comments(0)

週末は水玉デパート、そしてわくわく江津湖フェスタへ!

このごろこういう活動に参加しています。
もともとはナガオカケンメイさんの考え方に興味を持った人の集った、
Dの会熊本から派生したものですが、
少しでも熊本らしさ、長く続いていきそうなものを持つものたちを
再確認していこう、という活動です。
熊本市に限定した今回の選定、それでも情報は多く、
どれが本当に熊本らしいものなのか、推薦しながら考えることも多々ありました。
どうぞご一緒に考えてみられませんか?
5月12,13日、わくわく江津湖フェスタにて出店いたします。
巨大ブランコやカフェ、ワークショップなど楽しめることを準備しています。
ぜひぶらりとおいでください!
熊本ロングライフデザインプロジェクト
わくわく江津湖フェスタ
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by 93hossy | 2012-05-08 14:02 | 便り | Trackback | Comments(0)