カテゴリ:旅( 43 )

五家荘なにもないたび・3

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おはようございます。これ、朝ごはんです(笑 朝から山女の塩焼きつきです。
ご飯がそれはそれはおいしくて、おかわりしました(笑

平家荘さんにお別れし、平家の里をめざします。
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かやぶきの厚みの見事なこと。松田家。
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ベンチがジブリってます。
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青空がすばらしく、バシャバシャとっていたら、未確認飛行物体でも飛んだ跡みたいなものが写っていました。
すばらしい、なにもないって、こんなにすばらしいのね、と、電線のない青空を独り占めしたような気分です。
ここから左座家(ぞうざけ)をめざします。

途中、つり橋を発見し、いこうとしましたがあまりの遠さに展望所までいってはぁはぁと引き返してきました。
軟弱です(笑 その道すがら、沢山のきのこがはえていました。
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毒っぽいけど、どうなんでしょう。
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食べられそうだけど、どうなんでしょう。
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かもめ食堂のもたいさんのトランクのなかみ。(見た人はわかる)
すごいです。森です。であった人に、つい、「こんにちはー」と声高らかに挨拶したくなります。
こうして、二日目も、細胞レベルで刺激をいただきながら、左座家(ぞうざけ)の茶会をめざしました。
左座家は、菅原道真公の子孫です。平家の方々より、400年も前にこの土地に根ざされた、方々です。。
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肥後古流のお手前で、一服。
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その後、最後の子孫の方からご案内を受け、玄関が三つあるのは、身分で出入りするところが違ったのだ、というお話とか、隠し部屋があったのだ、というお話などをうかがいました。
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これです。昔は梯子で行き来したのだとか。現在は立派な階段がついていました。
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美しいかまど跡。美味しいご飯を炊かれていたのだな、、、。
残念なことに、子孫は今の代で絶えてしまう、ということでした。
しかし、この建物はきっと保存され、歴史は語り継がれていくことでしょう。
この、山深い土地に、徒歩でたどりつき、ひっそりと命をつないできた人々がいることに、
深く感じ入りました。
簡単に死んでしまう人が多い現代、生きる意味を、つい考えてしまう現代。
この短いたびは、生きること自体がすばらしいことなのだ、と思わせてくれる、貴重な体験となりました。
またいつか、ぜひたずねてみたいと思います。
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by 93hossy | 2016-10-09 01:37 | | Trackback | Comments(0)

五家荘なにもないたび・2

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夜になると、ぐっと雰囲気のでてくる平家荘さん。
きました。これです。囲炉裏。火がぱちぱちといってます。雰囲気抜群です。
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仕事女子、ちょっとだけよのショット。カメラマンさんの彼女は、今から山女を撮ります。
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私たちは、食べます(笑
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山女の養殖に成功されている平家荘さんでは、ふんだんに山女が出てきます。
はじめて卵も食べました。イクラとは違い、黄色の、いえ、黄金色の卵でした。
そして、塩焼き、これが一番、、、かなぁ(笑 ものすごく美味しいです。
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ジビエ料理もちゃんと出てまいります。いのししと鹿です。
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久しぶりに呑みました。焼酎のロックを頼むと、なみなみとつがれた焼酎の上のほうに、
ぷかぷかとほんのすこし氷が浮いている、という、初めて見るロックでした。濃い(笑
この後、ご主人の手打ち蕎麦、たきたての白ご飯、デザートでしめ。
こうして、平家荘に宿泊していらっしゃった獣医さん、平家荘のご主人も合流して、
平家の落人がここにたどりつく400年前に、菅原道真公の子孫が流れてこられた話や、
その時代にはすでにこの山奥に村があったであろうお話などきかせていただいて、
ゆっくりと時間は過ぎてゆくのでした。
つづく
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by 93hossy | 2016-10-08 01:49 | | Trackback | Comments(0)

五家荘なにもないたび

五家荘、生まれて初めて行ってまいりました。
すごいところです。遠い。そしてともかく山道の連続、、、(笑
横は崖、ってところをこうずーっとずーっとのぼり、今度は下りつづけて、
ぽっと開けてきたらぽつーんぽつーんと民家があります。
泊まったのは平家荘さん。古い民家を改装された民宿です。
ついこないだまでオーストラリアから学生さんがいらしていたそうです。
到着して、すぐ、裏の山から神社へといけますよ、と女将にうながされ、
軽い散歩のつもりで歩き始めました。
まずこれです。
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秘境感あふれるつり橋、渡りました。
そして、「へ?ここ、道?道なの?ここでいいの?」
と何度も声に出しながら、道なき道を登りました。
途中、ずるずるーっと山肌にそって足を滑らせたりしながら、
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必死に撮りました。きのこです(笑 
どういうことでしょうか。「まあ、10分くらい、、、でしょうかね。主人がロープつけて歩きやすくしておきましたから。」
と言われた気がしたんですが。息も絶え絶え。下を見てはいけないぞ、的な、
まったく道じゃないところを10分以上、たっぷりかけて死に物狂いで歩きました(笑
こういうとき、人間は、細胞レベルで目が覚める、というのでしょうか。
国東半島芸術祭で、修験者の修行する山の尾根で死に掛けたときと同じような錯覚に陥りました(笑
時々、こういう、へたすると死ぬぞ、という体験をするといいと思います。
自分は結構、細胞レベルでは生きたい、と思っていることに気づかされます(笑

たどりついた神社はほんとうに小さな、守人もいないのではないか、と思われるような神社でした。
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杉の木も、すごく幹が太く、長いことここに育ってきたのだ、ということがわかります。
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苔むし方が私好みです(笑
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遠くを見ると、尾根が日本昔話みたいです。
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この川の流れ、もう何百年もかわらなくて、昔、流れ着いた平家の方々も眺めたのかと思うと、感慨もひとしおです。
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そこかしこにそばの花が咲いていました。
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なにもない、と思ったのは最初だけ。何百年もかわらないものがそこに横たわり、
私たち女三人、包まれている、、、と感じたたびの始まりでした。
つづく
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by 93hossy | 2016-10-07 02:46 | | Trackback | Comments(0)

昼の顔は天気雨とともに

ランタンフェスティバルの昼の顔

狭い路地の石の坂道を上る途中
ひらめく魚たち
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閉まっている銭湯にも華様の飾り
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その昔、中国から渡ってきた人たちが住んだ町
今は初々しいふたりがこっそりと歩いてデート
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神様の前で風に揺れるリボン
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まだ灯りのついていないランタンの下
人の波をくぐりながらたどりついた古い喫茶店
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夜の異次元にたどり着くまでの、ひととき。
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by 93hossy | 2015-02-23 00:42 | | Trackback | Comments(0)

異国への擬似トリップ

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異次元への入り口は、赤い玉で彩られ、
日常から見知らぬ国、時間へと旅立たせてくれる。
爆竹のにおい
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極彩色の天井
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赤い絹をまとった人々
グロテスクな供物
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人の熱気
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暗い路地
顔立ちの違う人たち
それら全てが
雪崩のように入り込んでくる。

いつものこと、同じ繰り返しを洗い流し、
新しい春の到来を祝う。
私もその仲間入りをした。
新月の日と春節祭の遭遇。
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by 93hossy | 2015-02-21 02:25 | | Trackback | Comments(0)

新年のごあいさつ

年末はバタバタと走りぬけ、まさに、師走、という言葉を実感しながらの毎日でした。
あっというまに2015年を迎えましたが、皆様佳き時間をお過ごしのことと存じます。
旧年中は、沢山の方々の優しさや厳しさに支えられながら、無事に過ごすことができました。
本年も、変わらぬお付き合いをいただきますよう、お願い申し上げます。

さて、昨年末、両親の金婚式記念にと、家族全員あつまりまして、総勢11名で日田へ行ってまいりました。
日帰りで豆田町散策はしたことがあったのですが、泊まる、というのは初めてで、
案外とわくわくしてでかけました。
旅程も、両親にあわせてのんびりゆったりとくんであり、
行きは「いいちこ」の蒸留所見学ひとつしてホテルへ。
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広い広い敷地は、以前ニッカウィスキーの工場があったところ。
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のんびり歩くのにもいいところでした。
日田のホテルに着くと、近所を散歩してみることに。
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鮎の魚醤で有名な、まるはら醤油さんには、珍しいふるいラムネの瓶も沢山並んでいましたよ。
近くには、むらくもの松、という、樹齢300年の松もあり、いい散歩コースとなっています。
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夜は全員で宴。呑んで食べて、楽しく過ごすことができました。
翌日は豆田町を少し散策し、帰路につきました。
こんな風に家族全員そろうことはなかなか難しくなるだろうな、と思うと、
どのシーンも大切に思える旅となりました。
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by 93hossy | 2015-01-04 02:28 | | Trackback | Comments(0)

ショートトリップ

旅というほどではありませんが、ちょいと阿蘇まで。

少し前になりますが、病床の叔父を見舞いに横浜へ行きました。
このほどその叔父が亡くなり、お仏壇の準備もできた、ということで、
従兄弟と叔母が熊本まで遺影をもって来てくれました。

せっかく熊本まで来てくれたんだから、と、はちゃめちゃなスケジュールをぬって、
阿蘇までのショートトリップを計画。
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甥っ子も保育園を休んで同行してくれました(笑
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ひっさしぶり、、、うん十年ぶりの阿蘇中岳火口付近です。
本当は火口を見にいきたかったのですが、当日は立ち入り規制のレベル2。
がっかりしながら、このビューポイントに立ち寄りましたが、
おお!十分いいじゃんか!(笑
叔母も満足したようで、連れて行った甲斐がありました♪
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車酔いがひどく、「きもちわるーい」と訴える甥っ子のために、
都合4回は車を路肩に停めたかな(笑
その時立ち寄ったお寺には緑が茂って、とても気持ちのいい休憩となりました。

帰ってからも夕食を作り、そのまま仕事に突入。
久々ろくろをひきながら船をこぐ、という荒技をやってのけました(笑 あぶね。
ハイスピードで毎日がすぎていっております(笑
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by 93hossy | 2014-09-12 03:49 | | Trackback | Comments(0)

湯布院・音の旅

湯布院には、この頃音楽イベントで行く機会が増えました。
最初にどこで知ったのかは忘れたけれど、
COMMON GROUNDというイベンターさんと出会ってから、
大橋トリオさん、アン・サリーさんなど、この頃私をふわっとさせてくれるアーティストを知りました。
いわゆるツボが同じ、というのか、くー!わかってるー!というのか、
COMMON GROUNDさんが関わるアーティストは、
少しガクンときているときにはそばにいて、トントンと背中を叩いてくれるような、
楽しい時には更にふわっと上がっていくような、
そんな曲を書いてる方が多いように思います。

アン・サリーさんのアルテジオでのliveはもう1年と8ヶ月ぶりだったそうです。
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これはその時のアルテジオの庭。

今回は、「湯布院 旅する音楽  Waltz of the rain」と題した2日間に渡る音楽会。
私は幸せなことに、懸賞で土曜日のワルツ#1が当選しました。
そこで、お友達を誘って、せっかくだからと#3の夜の回もチケットを購入し、
数ヶ月休みなしで働いてきたご褒美をいただいた気持ちでゆっくりと過ごしてきました。
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開放と充電。ゆるりと過ごす中でその両方が出来たみたいです。
いろんな制限が自分をがんじがらめにして、心が悲鳴をあげそうでした。
それもサラサラと溶け出すように自由になって、
大事なものを大事にし、素直に何事も伝えていこう、と思えるようになりました。
時々、いわゆる命の洗濯、って必要ですね。

今回、羊毛とお花さんのファンになって帰ってきました。
お花ちゃんのふんわりとした歌声と、羊毛さんの繊細なギターの響きが
ぎゅっと心を掴んでくれました。
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またこんな素敵な音楽会で湯布院にいけたらなあ。。。

これを楽しみに、日々のお仕事を頑張れそうです♪
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by 93hossy | 2013-06-12 13:59 | | Trackback | Comments(0)

旅の記・番外編 草ぼうぼうの道を歩く女はこうでなくちゃ

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京都の旅、いかにも素敵なことばかりだったような印象があると生徒に言われ(笑 
聞いていただきましょう。凹むことばかりの旅だった裏話(笑 

まずは飛行機が、台風の影響で到着遅れ。それで出発が遅れてしまい、
ランチに行きたかったお店にいけず。

そして京都に着くと、なんだか股関節の調子が激悪に。
前の日の街なか美術館の搬出で、玉砂利8袋や重い作品の数々を
階段の上り下りしながら運んだのがよくなかったみたいです。
地下鉄烏丸線から東西線へ移動するほんの数段の階段も顔をしかめるくらいの痛み。
我慢できずに、ホテルについてすぐ、接骨院を紹介していただく羽目に。
痛む脚を用心しながらとぼとぼと南禅寺を歩きました(笑
ああいうときって、蹴上から南禅寺までのちょっとした距離も、ものすごく遠く感じるものです。
帰り道、知人にばったり出会って、少し気分も上昇。
正直、このときが一番テンション上がったかなぁ(笑

それから「にしき接骨院」へ。丁寧な対応でマッサージしていただき、
やや痛みも緩和できたのでした。
その夜は、学生時代の後輩とゆっくり夕飯をとって話もできたので、
いい気分で休むことができました。

次の日も脚は痛くて、河合寛次郎記念館でまったりし、三十三間堂でスケールに感動し、
細見美術館に展示換えでふられ、京都市立近代美術館で高橋由一の花魁のリアルに笑い、
平安神宮の砂に「中学校の部活か!」と心中で悪態つきながら足をとられ、
歩き回るのがかなりの苦痛でした。
それでも行きたいところは半分に減らしたんですが(笑

夜の一人呑み、吉田屋料理店は大好きなお店ですが、
やっぱり四人がけテーブルと2人づれのテーブルの間に挟まってひとり、、、ってのは、
初めてで多少緊張しました(笑 でも美味しかったなー。鴨の燻製。

最終日は、あんまり東洋陶磁美術館で時間をとりすぎて、
ドキドキしながら電車にのり、やっとのことで飛行機に間にあいました。
真理ちゃんもやきもきしただろうな。
そして、大事なストールとお気に入りの日傘もなくして帰ってきました。

あは、あはははは(笑

ほとんっっど凹むことばかりでした(笑
でも、行ってよかった。美しいものを吸収できたのはほんとです(笑
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by 93hossy | 2012-10-11 00:52 | | Trackback | Comments(4)

静かに自分の内側を覗いてみる・3

河合寛次郎記念館は、焼き物を仕事にしてから、京都に行くたび足を運ぶ場所です。
もう今回で3度目。
季節ごとの展示入れ替えもあって、毎回新たな刺激を受けます。
ですが、この場所に一番むいているのは、内観かもしれません。

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カチカチカチカチ・・・・
響くのは柱時計の音。
遠くに車の走る音はうっすらと聞えてきます。
街なかにあるのが嘘のように静けさに包まれた場所。

先人もここに座ったのかしら、などと思いを馳せながら、
窓の外を眺めてみます。
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調度品も残っている作品も、力強さに溢れたものばかり。
作品などは私の好みとは少し違いますが、
民芸調の家具や自在鍵など、眺めていると使い込まれていて落ち着きます。
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敷地内には登り窯や仕事場も保存されています。
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きっとここに座り、作品のことなど日がな一日考えることもあったのではないかしら。
この狭い空間がなんとも心地よい気がしました。
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館内は、2階も観ることができます.
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ゆっくりと流れる静かな時間に、満足いくまで身を委ね、
そっと自分の内側を覗いてみる。
解決しないままのことや、諦め、希望、
仕事、生き方、周りの人たちとのこと、
思いつめるというよりは、少し自分から離れたところから
自分を観察しているような、そんな時間でした。

旅の最終日は、大阪の東洋陶磁美術館でしめ。
久しぶりに会った真理ちゃんと沢山話をし、
くいいるように作品達を見つめ、吸収してきました。
毎度のごとく興奮して帰ってきました。
このライブ感を作品に生かしたい!と思います。
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by 93hossy | 2012-10-09 23:26 | | Trackback | Comments(0)