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フランス音楽の夕べ

今夜は、後輩のピアニストがバイオリンの方と組んでコンサートを開く、というので、じゃじゃぶりの雨の中、いってまいりました。

会場に入ると、知ってる方ばかり!(笑

当然です。何を隠そう、音楽科出身のわたくし。    ・・・・そこの方、あんまり驚かない!(笑

恩師に後輩、オーケストラの同期、、、と、懐かしい顔がたーっくさん。


今夜は、フランク、ドビュッシー、サン・サーンス、、、といった作曲家の作品を、バイオリンとその伴奏のピアノ、というのでなく、バイオリンとピアノのかけあい、という風にとらえて練習をかさねたのだとか。

ひさーしぶりに聴くピアノやバイオリンの音色、、、。

特にバイオリンの低音の音色を聴きながら、自分がかつて弾いていたビオラの音色を思い出していました。

学生時代、オーケストラに所属していたわたし。入った当時、チェロをやってみたくて、いってみたのですが、すでに満員。ついでバイオリンにいったらこれまた満員。
それで仕方なく弾くことになったのがビオラでした。

わかります?地味であまりわからない、といわれることが多いんです、、、トホホ
バイオリンと同じようにあごではさんで弾くのですが、一回り大きいのです。当然、音も低い。
かといってチェロのように低音のひびくところでもなく、なんともジミーに中音域を担当しております。

でも、中音域がないと、音の深みがぜんぜん違うんですよ!

そ、深みを与える大事な仕事をしておりました。        でも、地味です。(笑

そのかわり、といっては変ですが、弾いてる人たちはかなり個性的でしたよ!(笑
一番にぎやかだった、といっても過言ではありません(笑

そして、演奏ではその個性をグーーーーっと押さえ込んでジミーなしごとをする。
で、宴会ではまたまた盛り上がる、、、。

この繰り返しでした(笑

いい思い出。。クラッシック音楽どっぷりの日々。。。いっちょまえに県立劇場で定期演奏会をしていたなんて、、、。曲選びでけんかしたこともあったなあ、、、。

はは(笑  なんだか演奏を聴きながら、思いは他の方へ飛んでいっておりました。
音楽と記憶、かなり密接な関係がありますよね。

その時代にふっと旅立たせてくれるエスコート役、とでもいうのかな。

ビオラ、また弾こうかなあ、、、。やっぱり音楽っていいなあ、、、。

なーんて、そんな暇まだないっすね(笑
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by 93hossy | 2008-05-25 01:18 | 音楽

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