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復旧作業はかどっております

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水害にあった翌日から、ひとり、またひとりと「お手伝いにくるよ!」というお声がけをいただき
連日心強い毎日を過ごしております。
最近お知り合いになった方、旧知の友人など沢山の方がいらしていただいています。
こうしてお手伝いにきていただいてはじめて、独りで夜やっていた作業は
ほとんどはかどっておらず、ぼんやりしてすごしてしまったのだ、とわかりました。

粘土、長石、袋、紙類、布類、、、床から40センチくらいの間にあったものは、
全て灯油の浮いた水がしみこみ、つかえなくなっていました。
そして、その水がひいたあとの灯油の臭い。。。
夜どんなにがんばろうとしても、目がヒリヒリしますし、のどもいがいが。
頭はぼーっとしてしまったのは、このせいだったようです。

デッキブラシで泥をこすり、水切りで水をおしやり、雑巾でふきとり、、、
手作業でなんとかまず水をかきだしていただき、
水浸しのものを運び出していただきました。
一番多く人にきていただけたときは、人海戦術で、さらに奥の方につまっていた
粘土の山を運び出し、釉薬のバケツ・タッパーを運び出し、
事務の部屋のこまごましたものを運び出していただきました。

おお、、、、こんなに広かったっけ、、、

そう思えるくらい、なにもかもすっきりと運び出され、
ケルヒャーをかけていただいた部屋は以前の何倍も美しくなっていました。

そしてまたタイミングよく、ごみを次々と運び出してくださる方がいらっしゃって、
もうあとは収納計画、仕分けを一人でやって、元のところへ運び込む、
という段階までこぎつけました。
途方にくれていた13日から、たった5日でここまで。。。

こういう目にあって、改めて人の心の温かさというものを実感しました。

お手伝いにいけなくてごめんね、といいながら励ましのメッセージをくださったり、
時間のない中立ち寄って差し入れてくださったり、
休みをとってお手伝いにきてくださったり、、、
他にも色んなやり方で、その方それぞれのお心遣いをしていただき、
それをひしひしと感じ取れました。

私はもうあと一歩、というところまでこれましたが、
まだまだ阿蘇や龍田など土砂がまったく取り除かれておらず、
重機さえ通れない状況の箇所もあると聞きます。
一日も早く、日常を取り戻せるように、
多くの方のご協力があったら、、、と思います。

熊本広域大水害義援金の募集について・・・日本赤十字社熊本県支部

by 93hossy | 2012-07-18 11:31 | 窯の周辺

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