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なかなか上達しませんなあ

今年の古典臨書の会、先日書初めがありました。
またしっかりと最初からやるつもりで、がんばりましょう!
と、先生がすごくはりきってくださっています。

柏原先生との出会いは、私がまだ教師をしていたころ。
私立の中・高一環学校で音楽を教えていた私。
柏原先生は、その姉妹校で書道をおしえていらっしゃいました。
ご挨拶くらいはする程度の顔見知り。

それから10年以上たって、再会することになるのです。
古典の臨書の会があるけど、あんたも行く?
と、母に誘われるまま、行ってみたのはいいけれど(笑
周りはみなさん師範級の方ばかり(笑

それでも書き始めると、自分の前の紙に集中することになり、
肩身の狭い思いをすることもなく今に至っています(笑
まあ、展示をするときは、こんなに差があるの?!と思い知ることになるのですが。

楷書や行書、草書の元となった、中国の古い書家の書いたものを
4文字とか、5文字、6文字、といった具合に少しずつ書き写していきます。

簡単なようで、これがかなり高度な練習になります。
私、なぜだかこれが大好きなのです。
筆の使い方が格段に違ってきた気がするのです。(あくまで気がするだけ)

柏原先生は、すごく教え方のうまい先生。
自分が書くときも、必ず筆がどっちから入っているか、
運筆はどの方向からか、
最後のとめ、はねは、どんな風に筆を動かすか、
いろんなことを考えながら書いていらっしゃるのがよくわかります。

だから、説明を聞いていると、よくわかるし、
自分でも再現しやすいのです。

羊毛の柔らかい筆を自在に動かせるようになるには、何百枚も書くしかないけれど、
先生の説明はすーっと頭に入っていきます。
短い時間でわかりやすくポイントを伝えることのできる、稀有な先生だと思います。

そう、予備校だと、きっと間違いなく受講生の多い人気先生でしょうね(笑

宿題、出されました(笑
ちょ遂良の、雁塔聖教序(には見えないけれども、まだ書き始めたばっかりですので!汗)
時間はなかなかとれないのですが、みつけて少しずつかきためています。
なかなか上達しませんなあ_f0143299_4524258.jpg

下手の記録もしておけば、どれだけ上達したのかきっと実感できるはず!(笑

by 93hossy | 2010-01-28 04:54 |

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