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寒い夜は湯豆腐など

嬉野温泉には、温泉湯豆腐なるものがあります。
初めてそれを食べたとき、かなりの衝撃が走りました。

こ、このトローリ感は!

嬉野温泉は、確か炭酸の入っている泉質でした。
そこで、料理は常に実験くん!のわたくし、
単純に、昆布だしをとった湯に、タンサン(重曹)を入れてみたのです。

するとどうでしょう。
まさに、嬉野温泉で食べたあの温泉湯豆腐がそこに!
表面が溶け出し、とろっとろに。
食べると中身の木綿豆腐がしっかりとした食感を残し、
新鮮な驚きを感じることができます。
しかも、この溶け出した成分はもちろん豆乳。
ここにポン酢と柚子の絞り汁、柚子の皮の細切りをそえれば、
ぽっかぽかの温泉湯豆腐もどきができあがりです!

もちろん、温泉の微妙な成分は嬉野でしか味わえません。
が、あの、トローリ感は、十分、これで味わうことができるのです!
若干チーズのような感じもするかなあ、、、。

もう10年くらい前に考えついたこの方法。
今ではどこかで誰かがやっていらっしゃるかもしれません。
実験が成功したときは、かなりうれしかったなー。。。

分量はかなりアバウトですが、
小さい土鍋にタンサン小さじ1、くらい、、、だと思います(笑
大きな鍋になれば、もちろん、小さじ3~4は入れると思います。
興味のある方は、ぜひ、お家で実験くんしてみてください(笑
先日は、木綿豆腐のほか、白菜を入れてみました。もちろんあいますとも。
にんじん、しいたけ、ねぎなどいれても、ちょっとした鍋気分でいいかもしれません。

一人で食べても、たくさんで食べてもおいしい温泉湯豆腐。
さむーい夜は、あったまりましょ!

写真は、先日、ついあしをとめてしまった、派手な夕日。
寒い夜は湯豆腐など_f0143299_16147.jpg

by 93hossy | 2009-12-21 01:10 | 料理天国

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